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紅茶の効果
◇ワシントン 30日 ロイター
米農務省の依頼で研究を実施した科学者グループは30日、紅茶の摂取は悪玉コレステロール値を下げる効果を持つことが考えられ、将来、心臓疾患の危険がある人の治療薬として使用される可能性がある、と発表した。
科学者らによると、3週間にわたって紅茶を飲み続けた人を調べたところ、低密度リポタンパク質(悪玉コレステロール)の濃度が7―11%低下していたことが分かった。
悪玉コレステロール濃度低下の正確な原因は不明だが、紅茶の飲用で悪玉コレステロールの摂取力が抑制されるかどうかを判断する実験が行われているという。 紅茶の摂取による、高密度リポタンパク(善玉コレステロール)への影響はないという。
研究を担当した化学者は「この結果は、大半の人について、食事の一部として定期的に紅茶を飲むことが好ましい結果をもたらす可能性があること示している」と述べた。(ロイター)
[10月1日14時59分更新]
◇食材の健康パワー/紅茶でコレステロール低下
軽度の高コレステロール血症の大人が紅茶を飲むと、コレステロール値の改善に効果があるという調査結果が「Journal of Nutrition」10月号に掲載され、注目を集めています。
記事によると、軽度の高コレステロール血症がある男性7名、女性8名(35歳以上)を対象にした3週間にわたる試験の結果、体重を維持しながら、一日に180mlの紅茶を5杯飲用した人は、そうでない者に比べて総コレステロール値で3.8%、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が7.5%低下していたという結果がでました。
紅茶が高コレステロール血症の進行を予防する効果があるかどうかについては、 この研究ではまだ慎重に判断したいという姿勢ですが、最近の「米国コレステロール教育プログラム」専門家委員会では、食事のメニューには紅茶を加えることを薦めているそうです。
◇紅茶を毎日飲んで、お腹の中から健康になりませんか?紅茶でダイエットしてみませんか?
紅茶にはポリフェノール・カテキンという成分が含まれていて発ガン予防、動脈硬化、高血圧、糖尿病、老化防止、インフルエンザ、胃潰瘍、食中 毒、水虫、風邪予防、虫歯予防などに役立つことが分かってきました。
紅茶の成分、カテキン・カフェインにはコレステロール、中性脂肪を低下させる効果や体内の脂肪を燃焼させる働きがあり、肥満の予防、またダイエットにも役立つと言われています。やせたいと思っている方は一度試してみてください。
◇紅茶にはこんなにすごい成分があります。
紅茶にはポリフェノール・カテキンという成分が含まれています。ポリフェノールとは単独の物質ではなく、ポリフェノール類と呼ばれる何種類もの物質の総称を言います。
お茶にはタンニン、カテキン、フラボノイド、などのポリフェノールが70種類ほど含まれていて緑茶、ウーロン茶、紅茶などいろいろありますが、原料は同じで製造方法が異なるだけです。その中でも紅茶に含まれる成分が多く紅茶が話題になっています。
赤ワインやココアにも、ポリフェノールが含まれていますが、飲み過ぎるとアルコールや糖類を一緒に取り入れてしまう欠点があります。フランス人が、欧州のなかで一番心臓病の死亡率が低いのは、赤ワインをたくさん飲むためという学説が発表されています。しかし、フランス人は肝硬変やすい臓病の死亡率が世界で最も高い国となっています。紅茶にはこういった欠点がなく、しかもノンカロリーという長所があり、いくら飲んでも体に対する心配がありません。
◇紅茶の成分
ポリフェノール
ポリフェノールには、酸素の毒性を制御する抗酸化作用があり、動脈硬化、老化防止、発ガン性予防に役立つと考えられています。
悪玉コレステロールを含む低比重リボタンパク質は、脳や筋肉などの臓器に脂質を運ぶ大きな働きをしています。しかし、これが活性酸素などにより酸化されると、動脈血管に取り込まれ、だんだんと沈着するようになり動脈硬化が進むことになります。逆に言えば、低比重リボタンパク質の酸化を抑えれば、動脈硬化が起こることもなく老化防止となると言えるでしょう。
以前は、悪玉コレステロールが動脈硬化の主な原因と考えられていましたが、現在では、悪玉コレステロールだけではなにも起こらず、活性酸素と結びつき酸化されることにより、血管が詰まったりするような状況になることが分かってきています。悪玉コレステロールが活性酸素と結びつく前に、ポリフェノールが活性酸素と結びつくことにより、動脈硬化が防げると考えられています。
カテキン
カテキンには、抗生物質としての働きと、抗体としての働きの二つの作用を持っています。人間が作り出した薬品では、一つの物質で抗生物質と抗体の働きを持った物が無いため注目されています。抗生物質とは、微生物から分泌される物質で、他の微生物の発育・繁殖を抑えるものです。また抗体とは、体内に入ってきた細菌などに対して出来る抵抗物質のことで、再度の発病を防ぐ免疫体のことです。
カテキンには、抗生物質と抗体の二つの作用があり注目されています。外部からの菌のみに作用し、体内の有益な菌の働きを強める作用があります。
インフルエンザ、O−157、ガンの転移の抑制、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ガン、さらには動脈硬化、老化防止によく効くと言われています。また食中毒の原因になる黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、コレラ菌などに対する抗菌作用もあります。食後に飲む紅茶が特に効果的ですが、ミルクを入れると抗菌力が大幅に低下してしまうため、食後の紅茶にはストレートで飲むことをオススメします。
風邪、インフルエンザや虫歯の予防には紅茶でうがいすると効果的です。普段飲む濃さの半分くらいの濃さで市販のうがい薬より効果があることが確認されています。また、うがい目的で紅茶をいれる場合は、40度くらいで入れた方が良いでしょう。熱湯で入れるとカフェインが溶けだす為、眠れなくなる可能性があります。低い温度の場合は、アミノ酸が溶けだし甘味を感じるでしょう。
◇病気に対する紅茶の効能
高血圧について
血圧は様々な条件により、脳から指令により上昇します。それに関わっているのが、アンジオテンシンUという物質です。腎臓にはレニンというタンパク質分解酵素があり、この酵素の働きでアンジオテンシンTが作られます。この物質にACEという変換酵素が働き、強力な血管収縮作用のあるアンジオテンシンUが作られます。つまり、ACEの働きをさえぎればアンジオテンシンUが作られず、血圧の上昇を抑えることが出来る訳です。現在、高血圧症の人が服用しているのは、ACE阻害による血圧降下剤が主流となっています。
最近、
紅茶に含まれているカテキンにはACE阻害剤と同じ働きをして、アンジオテンシンUの合成を阻害することが分かってきています。紅茶を飲むことにより、血圧上昇が抑えられ、高血圧や脳卒中になりにくくなる可能性があると考えられます。
糖尿病について
紅茶に含まれる成分が血糖値を下げることが分かってきました。
その成分の一つがカテキンで、カテキンには唾液や、すい液に含まれる消化酵素のアミラーゼの働きを抑える効果があり、ブドウ糖が血液に取り込まれるのに時間がかかることにより、食後の血糖値が急激に上昇するのを防ぎます。
二つ目の成分が、紅茶に含まれるポリサッカロイドという成分で、6個以上の糖の分子が結合した水溶性の多糖体です。この成分は、胃や小腸で糖分の消化吸収を妨げる働きがあり、その結果血糖値を下げることが分かってきました。ポリサッカロイドは熱に弱いため、普通の紅茶のように熱湯では抽出されず、紅茶を冷水で抽出したものが血糖値を下げるには、一番効果的なことが報告されています。
水出し紅茶の作り方は、麦茶を作る時とおなじ要領で出来ますので、血糖値の気になる方は試してみてください。
水虫について
水虫の原因菌、「白せん菌」を紅茶に加え1週間培養した結果、紅茶の抗菌力が白せん菌の活動を抑制することが分かりました。
水虫退治効果にも期待できます。水虫用に紅茶をいれる場合には、沸騰したお湯で抽出し、冷ました紅茶に患部を浸してください。お湯の温度が85度まで下がると、効果が約3割減ってしまうという結果がでています。また試される場合は、十分に冷まして、やけどには十分注意して行ってください。
ダイエットを考えている方へ
今まで運動しても痩せなかった人も痩せる可能性があります。一度試してみてください。結論から言うと、運動する前に紅茶を飲むと効果的です。また朝に紅茶を飲むだけでも多少の変化が期待できます。
紅茶の成分のひとつにカフェインがあります。カフェインはコーラーやコーヒーにも含まれますが、紅茶を推薦しているのは紅茶がノンカロリーであることと、紅茶に含まれるカテキンにもコレステロールや中性脂肪を低下させる効果があるからです。カフェインには体内の脂肪を燃焼させるという働きがあります。
運動する時はまず、エネルギー源である糖質、すなわち筋中にあるグリコーゲンから消費されます。次に脂質、タンパク質という順に消費されていきます。なぜ糖質が最初にエネルギー源として利用されるかというと、脂質やタンパク質と比べて、分解が簡単で酸化しやすいからです。しかし、カフェインをとってから運動すると脂肪から消費されるため肥満の予防、体脂肪の減少に役立つと言えます。
カフェインには、脳や筋肉を刺激して、覚醒作用を起こしたり、利尿作用や強心剤としても使われます。カフェインは身体に悪いというイメージがありますが、紅茶から取り過ぎることはありません。